報じる者として
被害者を「気の毒な人」と見るのでなく、英雄視したり単純化したりするのでもなく、できるだけ実態に近い姿やその人の言葉を伝えることは、世の中の偏見や誤解、「被害者ってこういうもんだ」という思い込みや決めつけを変えていくのに、何がしかの力を発揮するのではないでしょうか。複雑な現実を複雑なままに伝えることは、「より速く、より短く、よりインパクトが強い」ものが求められる昨今では、さらにむつかしいことではありますが、社会政策の改善を求めたり、より適切な支援を探ったりしていくためにも、必要なことだと思います。
- 発行日
- 2021 年10 月8 日
- 著者
-
河原 理子
【犯罪被害者支援の過去・現在・未来 犯罪被害者支援30年・犯罪被害給付制度及び救援基金40年記念誌】の資料
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