PCC(警察・犯罪コミッショナー)制度は2012 年に導入された制度である。イングランドおよびウェールズの43 の警察管区ごとに住民から選出されるPCC が、警察運営の透明化や民主的統制の強化を図りつつ、地域に即した「警察・犯罪計画(Police and Crime Plan)」を策定・実施する役割を担う。これに対して、APCC(警察・犯罪コミッショナー協会)は、これら43 名のPCC からなる協会であり、地域の優れた取り組みを国レベルに吸い上げるとともに、政府との交渉やPCC 間の調整を行う組織である。
フィンランドの人口は約570 万人で、全国に5 つの大学病院があります。ここヘルシンキ大学病院は、その中で最大規模です。当院の特定責任医療圏(特別医療地域)の人口は約220万人です。Seri サポートセンターは、まさにこの地域のニーズに応じて活動しています。 いくつかの運営データを示します。当病院は非常に大規模であり、国内の分娩総数が15,530件でそのうちの約8,000 件が当病院です。約1,200 名の職員が勤務しています。
本報告書は、フィンランドにおける性暴力被害者支援の先駆的モデルである「Seri サポートセンター」(性暴力被害者支援センター)への視察から得られた知見をまとめたものである。Seri サポートセンターが実践する、医療、法医学、心理社会支援を病院内で統合したワンストップ・サービスモデルは、国際的にも高く評価されている。本視察は、わが国にとって、性暴力被害者支援体制の強化に向けた具体的な示唆を得ることを目的に実施した。
最初に、私たちのユニットの歴史を簡単にご紹介し、その後、現在の活動内容、最後に特に官庁間協力の形態についてお話しします。どの段階でも、何か不明な点や私たちの意図が分かりづらい点、または詳しく知りたいことがありましたら、遠慮なくお尋ねください。そのほうが私たちとしても助かります。 ここはヘルシンキの児童・青年法心理学ユニットです。名称にはBarnahus という語は含まれていませんが、活動内容としてはBarnahus モデルに基づいています。それでは、当ユニットの設立の経緯を簡単にご説明します。
本報告書は、フィンランド共和国ヘルシンキ市への視察を通じて得られた、同国の「Barnahusモデル」(子どもの家・バルナフスモデル)に基づく施設について、調査結果をまとめたものである。この視察は、わが国における、主に性暴力被害を受けた子どもの保護、および関連する司法制度の改善に向けた具体的な示唆を得ることを目的に実施された。 Barnahus モデルは、暴力被害を受けた子どもへの司法面接(出来事の聴き取り)から、医学的診察、心理社会的支援までを、子どもを中心とした環境下で、ワンストップで提供する多機関連携拠点である。本報告書では、特にヘルシンキ大学病院に設置された「Barnahus ヘルシンキ・ユニット」を対象とし、その組織構造、具体的な運営プロセス、そして成功の鍵となる多機関連携の実態について詳述する。